【カルテ・評価記録用】日本人の片足バランスの平均値・記録表 – リハプリント
日本人の片足バランスの平均値・記録表
【PT・OT・ST】リハビリ専門家のための教材・素材集
臨床の際の記録の利便性を考え、日本人の片足バランス(片足立ち・開眼片足立ち・開眼片脚立位)の平均値(男女性別・年代別歳65〜79歳など)や、基準値・参考値などの情報をまとめておきます。
理学療法士(PT)・作業療法士(OT)などのリハビリ専門家は、病院や介護施設、訪問リハビリを問わず片足バランスを測定する機会も多いのではないかと思います。
測定後に、
「どれくらい片足立ちができればいいのですか?」
と、対象者・利用者の方やご家族などから聞かれる機会もあるかと思いますので、平均値や基準値などをまとめた情報は手元に置いておきたいですよね。
また、片足バランスの結果の経時的な変化を把握できるように配慮した
・記録表
も無料ダウンロードできるようにしておきました。日々の臨床業務の情報整理にご活用いただけますと幸いです。
日本人の片足バランスの平均値(男女・年代別)・基準値・参考値 |【年齢別平均】体力・運動能力・身体機能の統計情報
出典:
スポーツ庁
令和2年度(2020年度)体力・運動能力調査報告書(2021年9月)
2022年10月利用
日本人の片足バランスの平均値・基準値・参考値の統計情報をダウンロード
:日本人の片足バランスの平均値(男女性別・年齢/年代別)・基準値・参考値 | 無料ダウンロード
【カルテ・評価記録用】片足バランス記録表+日本人の片足バランスの平均値(男女・年代別)・基準値/参考値付き
出典:
スポーツ庁
令和2年度(2020年度)体力・運動能力調査報告書(2021年9月)
2022年10月利用
【片足バランスの基準値・参考値など】
・運動器不安定症:15秒未満
出典:
日本整形外科学会
症状・病気をしらべる:「運動器不安定症」
2022年確認時点
・特定高齢者の平均値
男性:13.9±16.4秒
女性:15.1±17.3秒
* 特定高齢者:近い将来、要支援・要介護となる可能性のある65歳以上の方
・要支援者の平均値
男性:9.0±11.4秒
女性:7.8±11.0秒
・運動器の機能向上に関する市町村の目標数値例
男性:20秒
女性:10秒
出典:
厚生労働省
運動器の機能向上マニュアル(改訂版)(2009年3月)
・転倒との関連:諸説あり。
経験的には、両足共に10秒以上あれば転倒リスク低減。
出典:
個人の経験値
【片足バランスの測定方法例】
・両手を腰に当て、片足を前方に挙げてもらう。(床から足底が5cmほど浮いた状態)
・片足立ちを左右交互に2回ずつ計測し、良い方の結果を採用する。
・バランス能力が低下しており、両手を腰に当てることが難しい場合には、手すりを把持してもらい計測する。
月1回計測される場合、3年分を記録できる表を作成しておきました。また、男女・年代別の平均値の他に、参考となりそうな基準値などの情報も把握できるようにしてあります。
片足バランスの記録表をダウンロード
:【カルテ・評価記録用】片足バランス記録表+日本人の片足バランスの平均値(男女性別・年齢/年代別)など | 無料ダウンロード
以上、日本人の片足バランスの統計情報と記録表のプリントの情報です。
高齢期・身体障害領域で臨床をされている方は、片足バランスの統計情報を知っていることで、関わる方々の身体能力の低下具合などを推察する際の一助になるのではないかと思います。
握力の平均値と記録表
:【カルテ・評価記録用】日本人の握力平均値・握力測定記録表のダウンロードページへ
全身版の徒手筋力検査の記録表
:【カルテ・評価記録用】MMT評価表:徒手筋力テスト(全身スクリーニング用)のダウンロードページへ
全身版の関節可動域の記録表
:【カルテ・評価記録用】全身スクリーニング用の関節可動域(ROM)評価用紙のダウンロードページへ
所見記録用の人体図(全身)
:【カルテ・評価記録用】人体図(全身)のダウンロードページへ
手指版の関節可動域の記録表
:【カルテ・評価記録用】手指用の関節可動域(ROM)評価用紙(ハンドセラピー・手の評価向け)のダウンロードページへ
所見記録用の人体図(手指)
:【カルテ・評価記録用】人体図(ハンドセラピー・手の評価向け)のダウンロードページへ