【第1話】PT・OT・STニュース.blogの下心。YouTube動画投稿は、収益化の柱となるか?
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コラム:YouTubeに455本の動画投稿してみた話。その結果とは・・・?【第52回PT・OT国家試験問題 編】
2017年(平成29年)5月1日〜2018年(平成30年)2月3日にかけて第52回理学療法士・作業療法士国家試験問題の学習動画を投稿させていただきました。
今回は、
「 YouTubeに455本の動画投稿してみた話。その結果とは・・・?【第52回PT・OT国家試験問題 編】」
の第1話ということで、
1.動画作成に至る初志
2.YouTube動画投稿の昨今の事情(2017年〜2018年)
3.PT・OT・STニュース.blogのYouTubeチャンネルの収益化の現状
などについて、取り上げたいと思います。
第1話.PT・OT・STニュース.blogの下心。YouTube動画投稿は、収益化の柱となるか?
YouTubeというと、この記事を読んでくださっているあなたは、何をイメージされるでしょうか?
最近では、テレビをはじめとするメディアで、YouTuber(ユーチューバー)を取り上げている機会も増えてきているため、インターネットユーザーのみならず、テレビ世代の方々も、YouTubeの存在を認知されているのではないかと思います。
YouTubeの使い道として、音楽のプロモーションビデオの視聴や、おもしろ動画、ペット動画、日々の学習など幅広い用途で利用されている方も多いのではないかと思います。
これまでにリハビリ専門家向けのサイトを運営して行く中で、
「 特定の時期に、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士養成校の学生の方々が凄い勢いで調べるキーワードがある。 」
ということは、経験的にわかっていました。
もちろん、凄い勢いで調べるということは、それだけ、熱も冷めやすく、その検索キーワードは短期的なものでした。
そのため、長期的に、養成校の学生の方々のお役にたてるようなコンテンツは何かと、年中、頭を悩ませていましたが、大したコネもなく、個人メディアのため資金もなく、限られた時間内で、価値のあるコンテンツの企画を考えるのに難渋していました。
時が流れ、養成校の学生の方々に関連しそうな情報を集めていると
:無料で「 第52回理学療法士(PT)国家試験の問題と正答 」をチェック!
:無料で「 第52回作業療法士(OT)国家試験の問題と正答 」をチェック!
の記事でも紹介させていただいたように、厚生労働省のウェブサイトで、PT・OT国家試験の過去問が無料で公表されていることを知りました。
(2018年2月に個人で確認できた範囲では、ST国家試験の過去問は、厚生労働省のウェブサイトでは、公表されていないようでしたので、このサイトでは、ST国試の過去問の動画は作成していません。)
上記の情報を認知してから、PT・OT国家試験問題・国試対策に関連しそうな、ウェブサイトやYouTube動画などをチェックしてみたところ、あまり、視聴などがされていないコンテンツもあるようでしたが、現在の自分の知識・技術面、法律面などを考慮した上で、提供できるものが思いつかなかったので、
「 どうなるかわからないけど、とりあえずやってみよう。 」
という思いで、国試問題に関する動画コンテンツの企画を考え始めました。
企画を考えている最中は、もちろん、
「 社会のお役に立つことで、いつかは経済的な価値も生み出せたらいいなあ・・・ 」
(意訳すると:お金にならないかなあ)
という下心が、頭に何度もよぎっています。
一般的な病院や施設などで働かれている、臨床家の方なら、経済的な面に関しては、日々頭を悩ませている方もいるのではないかと察します。
第1話.PT・OT・STニュース.blogの下心。YouTube動画投稿は、収益化の柱となるか?
YouTubeで動画投稿をされている理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方の中には、ご存知の方も多いのではないかと思いますが、2017年〜2018年にかけて、
「 YouTube パートナープログラム(YPP) 」(クリエイターの広告収入源の1つ)
で、収益化を有効にするための条件が厳しくなってきています。
2017年4月には、YouTubeパートナープログラムの参加要件が、
「 合計視聴回数:1万回以上 」
という条件になり、さらに、2018年2月20日(2月20日から既存チャンネルにも適用)からは、
「 チャンネル登録者数:1,000 人以上 かつ 総再生時間:4,000 時間以上 」
といった条件に変更予定であり、現在(2018年2月4日時点)、収益化ができているチャンネルの方も収益化が無効になる予定のようです。
YouTubeの収益化の話題についてさらに詳しく知りたい方は、
日本版 YouTube クリエイター ブログ
タイトル
:クリエイターを保護するための YouTube パートナー プログラム(YPP)の新たな変更点に関するお知らせ
2018年1月17日水曜日
* 2018年2月4日確認時点の情報です
なども調べてみてください。
2018年2月20日から適応予定の条件は、結構厳しい条件なのではないかと思います。
収益化を目指したい方は、それなりの覚悟や継続性が要求されてきそうですね。
第1話.PT・OT・STニュース.blogの下心。YouTube動画投稿は、収益化の柱となるか?
この記事初回投稿時点(2018年2月4日12時頃)にアクセス解析で集計されている範囲で、「 視聴回数 」や「 チャンネル登録者数 」、「 総再生時間 」などを管理画面で確認してみると
・ 総視聴回数:6,253回
・ チャンネル登録者数:38人
・ 総再生時間:5,275分(約88時間)
という結果でした。
2017年4月のYouTubeパートナープログラムの参加要件が、「 合計視聴回数:1万回以上 」に達していないので、
「 収益化の現状:0(ゼロ)円 」
ということになります。
もちろん、2018年2月20日からの条件(2月20日から既存チャンネルにも適用)、「 チャンネル登録者数:1,000 人以上 かつ 総再生時間:4,000 時間以上 」にも、到底及びませんので、現時点で予測できる、収益化の展望は
「 収益化の展望:しばらく0(ゼロ)円 」
ということです。
つまり、収益化の柱となる目処は立っていません。
2017年の期間は、YouTubeの収益化はありませんでしたが、このサイトのYouTubeチャンネルに登録してくださる方や、動画に高評価をくださる方、日々何かしらの動画を視聴してくださることがいるということは、
「 経済的な価値は生み出せていないが、リハビリ専門家の卵の方々には、何かしらの価値はある。 」
とういことではないかと思いますので、コンテンツ作成者としては、嬉しく思います。
おかげさまで、2018年2月には、第52回PT・OT国試問題のYouTubeチャンネルへの投稿が完了しました。
第53回PT・OT国試受験予定の方は学習の補助などにご活用ください。
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