【PT・OT・ST】リハビリ1分間アップデート
リハビリ1分間アップデート
:Rehabilitation One Minute Update
【更新状況】 2019年6月7日(金)
後天性計算障害者(失算)へのリハビリテーションに関わる英語論文の翻訳を公開しました。
今回の英語論文:1分間アップデート
今回は、認知リハビリテーションに従事されている作業療法士・言語聴覚士の方が気になりそうな論文です。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方の学習の利便性を考え、このサイトで医学・リハビリテーション関連の英語論文や各種資料などを翻訳していこうと思います。
一連の情報が
「 日本語文献以外でも勉強をしたいけど、何からはじめていいのか分からない… 」
「 職場で英語論文に興味のある人がいないので、こっそり勉強したい… 」
「 ざっくりとでいいので、英語論文の情報を知りたい! 」
などと考えている臨床家の方の知見を広めるきっかけになることがありましたら幸いです。
今後の予定 – 英語論文:1分間アップデート
脳血管障害 – 片麻痺(上肢など)
タイトル
:Effect of Specific Over Nonspecific VR-Based Rehabilitation on Poststroke Motor Recovery: A Systematic Meta-analysis論文情報
:Neurorehabilitation and Neural Repair 2019, Vol. 33(2) 112–129
First Published January 30, 2019
論文リンク
:https://doi.org/10.1177/1545968318820169
(SAGE Journals内の雑誌「Neurorehabilitation and Neural Repair」の論文ページにリンクします)
* 2019年5月21日確認時点では、無料で閲覧できました。
脳卒中後片麻痺者へのバーチャルリアリティを活用したリハビリテーションのエビデンスは?
脳血管障害 – 片麻痺(下肢・歩行など)
タイトル
:Effects of (music-based) rhythmic auditory cueing training on gait and posture post-stroke: A systematic review & dose-response meta-analysis論文情報
:Scientific Reports volume 9, Article number: 2183 (2019)
論文リンク
:https://www.nature.com/articles/s41598-019-38723-3
(nature.com内の雑誌「Scientific Reports」の論文ページにリンクします)
* 2019年5月21日確認時点では、無料で閲覧できました。
脳卒中片麻痺者へのリズム音を活用したリハビリテーションのエビデンスは?
脳血管障害 – 失語症など
タイトル
Original Paper
:Therapist-Guided Tablet-Based Telerehabilitation for Patients With Aphasia: Proof-of-Concept and Usability Study論文情報
:JMIR Rehabil Assist Technol 2019;6(1):e13163
論文リンク
:https://rehab.jmir.org/2019/1/e13163/
(JMIR Rehabilitation and Assistive Technologies内の論文ページにリンクします)
* 2019年5月22日確認時点では、無料で閲覧できました。
失語症者への遠隔リハビリテーションの研究。
タイトル
RESEARCH ARTICLE
:Sex differences in post-stroke aphasia rates are caused by age. A meta-analysis and database query論文情報
:PLoS ONE 13(12): e0209571. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0209571
論文リンク
:https://doi.org/10.1371/journal.pone.0209571
(PLoS ONE内の論文ページにリンクします)
* 2019年5月22日確認時点では、無料で閲覧できました。
失語症の性差の疑問。
発達障害・療育など
タイトル
:Structural neuroimaging correlates of social deficits are similar in autism spectrum disorder and attention-deficit/hyperactivity disorder: analysis from the POND Network論文情報
:nature – Translational Psychiatry (2019)9:72
論文リンク
:https://www.nature.com/articles/s41398-019-0382-0
(nature.com内の雑誌「Translational Psychiatry」の論文ページにリンクします)
* 2019年5月21日確認時点では、無料で閲覧できました。
発達障害者の脳機能イメージング研究。自閉スペクトラム症・注意欠陥多動性障害の社会性と脳の関係は?
テーマ別(過去の英語論文):1分間アップデート
脳血管障害 – 失語症など
コメント:失語症のリハビリテーションを考える上で参考になるのではないかと思います。「神経可塑性を促すための原則」付きです。
脳血管障害 – 計算障害(失算)など
コメント:後天性計算障害者(失算)への支援に関する文献は、原文でも述べられているように少ないように感じます。
認知症
・認知症予防ガイドライン(WHO 2019):Risk reduction of cognitive decline and dementia: WHO guidelines.
コメント:2019年5月に公表された認知機能低下と認知症の予防に関する資料です。認知症予防のエビデンスがまとめられています。
時系列(過去の英語論文):1分間アップデート
・総説 – 後天性計算障害の認知リハビリテーション:【Review Article】Cognitive Rehabilitation of Acquired Calculation Disturbances
2019年6月7日(金)公開
・総説 – 失語症の言語ネットワークの神経可塑性。進歩、最新情報および今後の課題:Neuroplasticity of Language Networks in Aphasia: Advances, Updates, and Future Challenges
2019年5月25日(土)公開
・認知症予防ガイドライン(WHO 2019):Risk reduction of cognitive decline and dementia: WHO guidelines.
2019年5月18日(土)公開