【マルバツ一問一答】第60回理学療法士国家試験 編
【第60回理学療法士国家試験】マルバツ一問一答
最低限これだけの知識があれば、2025年2月に施行された
✔ 第60回理学療法士国家試験の問題の合格点に達することができる
ような学習教材を作りたいと考えています。
【プロトタイプ版】
マルバツ一問一答:午前問題 – 第60回理学療法士国家試験
プロトタイプ版は、10問だけですが、完成版では、午前100問前後・午後問題100問前後の教材を作成予定です。
赤シートを使って何度も問題にチャレンジする中で、苦手な問題を把握し、苦手を克服するために必要事項を書き込みして、理学療法士国家試験対策のための世界に1つだけのオリジナルの教材を作成するための土台となる教材を作成できるように、これからコツコツと作成していきます。
しばらく、お待ちいただけますと幸いです。
プロトタイプ版をダウンロード:
プロトタイプ版【午前問題】 PT国試⚪︎×(マルバツ)一問一答:第60回理学療法士国家試験 編(2025年2月施行)| 無料ダウンロード
スマホ・タブレットなどで閲覧されている方の利便性を考え、以下に一問一答を掲載しておきます。
赤シートを使って、ウェブ上でも一問一答できるのではないかと思います。
【一問一答】
1. 右の図(PDF参照:腹臥位・肩関節外転90度位で肩関節内旋)は、肩甲骨下筋 を対象としたDaniels らの徒手筋力テストである。
⚪︎
2. 80 歳の男性。間質性肺疾患の急性増悪で入院中。酸素化が不良で気管切開による人工呼吸管理を受けている。肺炎は認めないが血圧変動が大きい。
理学療法で最も適切なのは、等尺性筋力増強運動 である。
×:関節可動域運動
3. 50 歳の男性。身長 175 cm、体重 80 kg。日常的な身体活動量を計測したところ、
毎日 5 METs、30 分間の歩行運動を実施していた。
この歩行運動の消費エネルギーは、310kcal である。
×:210kcal
消費カロリー(kcal)= 運動強度(METs)× 時間(時)× 体重(㎏)× 1.05
= 5 × 0.5 × 80 × 1.05
= 210
4. 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995年)に従って右肩関節外転の関節可動域検査を行う際には、90 度以上の外転では前腕を 回外 させる。
⚪︎
5. 6 歳の男児。 1 年前から歩行時の転倒が頻回にみられるようになったため病院を受診し、遺伝子検査でDuchenne 型筋ジストロフィーと診断された。四肢体幹筋は萎縮しており、MMT で両側下肢の近位筋が 2 、遠位筋が 3 である。屋内は四つ這いで移動し、小学校の普通学級に車椅子で通学している。機能障害度(厚生省筋萎縮症研究班)のステージは、ステージ 5 である。
⚪︎
6. 右の図(PDF参照:背臥位・肩関節外転90度・肩関節外旋位で手関節に重錘を装着)に示す手法で伸長される筋は、大円筋 である。
⚪︎
7. 右中足骨の骨髄炎と診断され、右足関節離断術が施行された。
製作すべき義足は、サイム義足 である。
⚪︎
8. 右上肢を前方挙上して壁を押させた結果、右肩甲骨の内側縁全体が胸郭から離れる現象が認められた。
筋力低下が最も疑われる筋は、肩甲下筋 である。
×:前鋸筋
9. 65 歳の女性。右利き。突然の意識障害で急性期病院に搬送され、脳出血と診断された。左上下肢の運動麻痺、感覚障害は中等度。端座位では体幹が麻痺側に傾くが、理学療法士の修正に抵抗することなく正中位に戻ることが可能である。常に非麻痺側を向いているが、麻痺側からの刺激にも反応する。食事や歯磨きは非麻痺側上肢で行うが、麻痺側の食べ残しや、磨き残しが多い。
この患者に用いる検査で最も優先順位が高いのは、線分抹消試験 である。
⚪︎
10. Parkinson 病患者 30 名に対してリズミカルな運動を導入した。導入 1 週後の歩行速度の変化について、統計処理を実施したところ、有意差(p < 0.05)を認めた。また、歩行速度のデータは正規分布を示した。選択した統計処理で適切なのは、Paired-t 検定 である。
⚪︎
以上、第60回理学療法士国家試験編のマルバツ一問一答です。
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