PT・OT・STも気になる。今後のロボット技術の介護利用(2017年10月)
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2017年(平成29年)10月12日に厚生労働省のウェブサイトで公表された
「 「ロボット技術の介護利用における重点分野」を改訂しました
」
出典:
厚生労働省のウェブサイト
「ロボット技術の介護利用における重点分野」を改訂しました
(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000180168.html)
2017年10月13日利用
はもうチェックされましたか?今回の改定内容・追加内容を見てみると、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の方々にとっても気になりそうな内容もありそうでしたので、このサイトでも取り上げてみたいと思います。
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「 【別添】ロボット技術の介護利用における重点分野(平成29年10月改訂)
」
出典:
厚生労働省のウェブサイト
「ロボット技術の介護利用における重点分野」を改訂しました
【別添】ロボット技術の介護利用における重点分野(平成29年10月改訂)
(PDF)
(http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12304250-Roukenkyoku-Koureishashienka/0000180157.pdf)
2017年10月13日利用
まだチェックされていない方は、早速、上記の出典先のリンクページで、詳細を確認してみてください。
理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の方の情報収集の利便性を考え、一部引用しておきます。
ー 一部引用 ー
今後の開発等の重点分野
ロボット技術の介護利用は、現在、様々な分野で様々な主体により進められているが、両省が実施する開発等の支援における重点は、当面以下のとおりとする。(※●が今回追加した新重点分野)
(1)移乗介助
○ロボット技術を用いて介助者のパワーアシストを行う装着型の機器
○ロボット技術を用いて介助者による抱え上げ動作のパワーアシストを行う非装着型の機器
(2)移動支援
○高齢者等の外出をサポートし、荷物等を安全に運搬できるロボット技術を用いた歩行支援機器
○高齢者等の屋内移動や立ち座りをサポートし、特にトイレへの往復やトイレ内での姿勢保持を支援するロボット技術を用いた歩行支援機器
●高齢者等の外出等をサポートし、転倒予防や歩行等を補助するロボット技術を用いた装着型の移動支援機器
(3)排泄支援
○排泄物の処理にロボット技術を用いた設置位置の調整可能なトイレ
●ロボット技術を用いて排泄を予測し、的確なタイミングでトイレへ誘導する機器
●ロボット技術を用いてトイレ内での下衣の着脱等の排泄の一連の動作を支援する機器
(4)見守り・コミュニケーション
○介護施設において使用する、センサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた機器のプラットフォーム
○在宅介護において使用する、転倒検知センサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた機器のプラットフォーム
●高齢者等とのコミュニケーションにロボット技術を用いた生活支援機器
(5)入浴支援
○ロボット技術を用いて浴槽に出入りする際の一連の動作を支援する機器
(6)介護業務支援
●ロボット技術を用いて、見守り、移動支援、排泄支援をはじめとする介護業務に伴う情報を収集・蓄積し、それを基に、高齢者等の必要な支援に活用することを可能とする機器
新重点分野として、
・ 装着型の移動支援機器
・ 排泄誘導支援機器・下衣操作支援機器
・ コミュニケーション支援機器
などが新たに追加されており、PT・OT・STの方々にとっては、今後の展開が気になるところではないかと思いますが、現場・臨床のニーズを上手く汲(く)みとった支援機器が開発されることを期待していきたいと思います。
経済産業省のウェブサイトでも、関連情報が公表されているようですね。
「 「ロボット技術の介護利用における重点分野」を改訂しました~自立支援に資するロボット介護機器の開発を後押し!~
」
出典:
経済産業省のウェブサイト
ニュースリリース – 2017年10月12日付
「ロボット技術の介護利用における重点分野」を改訂しました~自立支援に資するロボット介護機器の開発を後押し!~
(http://www.meti.go.jp/press/2017/10/20171012001/20171012001.html)
2017年10月13日利用
ロボット介護機器開発などに関心のある方などは、チェックしてみてください。
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