整形外科領域のPT・OTが気になる? 脊髄損傷後の治療・リハビリテーションの先進医療の現在(2017年)



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日本の先進医療の動向について知ろう

 

日本の先進医療に関連する話題は、以前から、

 

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上記のように先進医療関連の動向や話題をチェックしてきていましたが、2017年(平成29年)4月には、厚生労働省から、

 

第56回先進医療技術審査部会 議事次第

出典:
厚生労働省のウェブサイト
2017年4月17日(月)付の新着情報
第56回先進医療技術審査部会 議事次第
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162210.html
2017年4月18日利用

 

で、脊髄損傷の治療・リハビリテーションなどの先進医療の動向に関連しそうな情報も公表されているようでしたので、このサイトでも早速取り上げさせていただきたいと思います。

 

 

 

脊髄損傷の治療・リハビリテーション関連の先進医療の動向をチェック

 

脊髄損傷後の治療というと、整形外科領域でご活躍中の理学療法士(PT)・作業療法士(OT)の方の中には、関心を向けている方も多いのではないでしょうか?

 

実際に脊髄損傷後のリハビリテーションに携わったことのある方ならご存知かと思いますが、脊髄損傷後のリハビリテーションは、

 

・ 障がいの受け入れ(本人自身・周囲の方々)の視点

 

・ 急性期の医学的なリスク管理や、脊髄の損傷部位の特性に応じたリスク管理の視点

 

・ 関節拘縮や廃用症候群の予防の視点

 

・ 現状のお身体の状態に応じて、生活を再構築(動作の工夫・環境の調整)する視点

 

・ 現在利用できるサービスの視点

 

・ 必要に応じて、お仕事や車の運転などの応用的な活動への支援の視点

 

など、脊髄の損傷の程度や、経過時期に応じて様々な支援の視点が求められ、支援に関わらせていただきながら、お悩みになられているリハセラピストも多いのではないかと思います。

 

 

 

脊髄損傷後のリハビリテーションについて、理学療法士・作業療法士の方々が、思い悩むことの1つとして、

 

果たして、どこまで機能回復(運動機能面・感覚など)できるのだろうか?

 

といったことが挙げられるのではないかと思います。

 

 

 

現在の脊髄損傷後のリハビリテーションの主流的な考えとしては、おそらく、

 

機能回復に固執するのではなく、残っている機能で出来ることに目を向ける支援(思考の転換)

 

なのではないかと思いますが、関わる方にとっては、

 

良くなるものであれば、可能な限り、よくなってもらいたい。

 

と考えてしまいますよね。

 

 

 

 

本題の現在の日本の脊髄損傷の治療やリハビリテーションに関連する先進医療の動向についてですが、上述させていただいた

 

第56回先進医療技術審査部会 議事次第

出典:
厚生労働省のウェブサイト
2017年4月17日(月)付の新着情報
第56回先進医療技術審査部会 議事次第
2017年4月18日利用

 

の中の、

 

 

資料1-1: 先進医療技術審査部会にて継続審議の評価を受けた技術の再評価 」(PDF)

 

資料1-2: 先進医療B再評価表(整理番号063)」(PDF)

 

資料1-3: 指摘事項に対する回答 」(PDF)

 

資料1-4: 申請技術の概要及びロードマップ 」(PDF)

 

資料1-5: 先進医療を実施可能とする保険医療機関の要件として考えられるもの 」(PDF)

 

出典:
厚生労働省のウェブサイト
2017年4月17日(月)付の新着情報
第56回先進医療技術審査部会 議事次第

資料1-1: 先進医療技術審査部会にて継続審議の評価を受けた技術の再評価(PDF)
(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000121987_11.pdf)
2017年4月18日利用

先進医療技術審査部会で、継続審議の評価を受けた技術の再評価結果が掲載されています。
残念ながら、総評の結果は、「 不適 」のようでした。

 

資料1-2: 先進医療B再評価表(整理番号063)(PDF)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000110118_14.pdf
2017年4月18日利用

医療技術の内容や、各評価項目の結果などについて確認できると思います。

 

資料1-3: 指摘事項に対する回答(PDF)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000110119_14.pdf
2017年4月18日利用

1.総論(標準化された脊髄損傷リハビリテーション)(PDF全体のページ番号:4ページ目)のところでは、脊髄損傷後のリハビリテーションに関心のある、PT・OTの方などが気になるリハビリの内容なども記載されているのではないかと思います。

 

資料1-4: 申請技術の概要及びロードマップ(PDF)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000110120_14.pdf
2017年4月18日利用

申請技術の大まかなイメージがつかめるのではないかと思います。

 

資料1-5: 先進医療を実施可能とする保険医療機関の要件として考えられるもの(PDF)
(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000110121_14.pdf)
2017年4月18日利用

申請技術の先進医療を実施可能とする要件について確認できるのではないかと思います。

 

 

の情報で、脊髄損傷の治療・リハビリテーションに関連しそうな先進医療の動向の話題が取り上げられているようでした。
今回公表されている情報では、現段階の計画では、「 不適 」の評価結果のようでしたが、今後の動向が気になりますね。

 

脊髄損傷後の治療・リハビリテーションなどに関心のある方は、お時間のある時に上記のリンク先のページでなど詳しい内容の情報収集をしてみてください。

 

 

テクノロジーの進歩と、医療技術の進歩により、少しでも、脊髄損傷者の治療ニーズを満たせる日が来ることを、期待したいと思います。

 

 

 

 

 

 

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